「タンザニアのコロナ対応がヤバイらしいが…」とマサイ族の戦士に聞いてみたら、こんなことを話してくれた / マサイ通信:第369回

スパ! まぁもう世界の話題は新型コロナだよ。ケニアだってコロナだし。隣国タンザニアだってコロナ……とかなんだとか考えていたら、日本のゴー(羽鳥)からこんな質問が来た。

「タンザニアのコロナ対応が独特すぎてヤバイらしいじゃないか! オマエんとこ(アンボセリ)、ケニアの首都ナイロビよりもタンザニアのほうが近いじゃんか。大丈夫なのか!? 心配じゃぁ〜!」

と。タンザニアの新型コロナ対策については、モチのロンで知っている。詳しくは……そうだな、日本だったらAFP通信でも見てもらえればと思うんだが、簡単に言えば、

・神に祈れ
・礼拝をやめるな
・マスクに頼るな
・経済回せ
・学校は休校だけど外出OK

みたいなことをマグフリ大統領が言っているわけだ。これに関して、マサイ族の戦士であるオレの個人的な考えを伝えておこうと思う。ちょっとマジメな話なので長くはなるが、そこんとこポレ(スマン)ということで。

・タンザニアは楽観視しすぎ

我が国ケニアの政府は、今回の新型コロナに対して、よくやってる方だと思う。だが、タンザニアに関しては正直ダメだ。 とても危険。ヤバイと思う。

コロナが初めてアフリカに入ってきた時、タンザニア政府は「コロナはタンザニアには入ってこない」と言っていた。めちゃくちゃ楽観視していた。まるでコロナ初期の1月下旬ころ、アメリカの大統領が「コロナは些細な問題だ」と言っていたかのように。それが今では……だ。多くの人々が苦しんでいる。なので、とても心配している。

・タンザニアとの国境の町に毎月行く

オレは毎月、このマサイ通信の原稿料を受け取るために、ロイトキトク(Loitoktok)という町に行く。地図で見ればわかると思うけど、ここは「ケニアとタンザニアとの国境の町」でな。

ゴーはそのことを知っているから心配してくれているんだけど、とりあえず大丈夫だとは思う。なぜなら今、国境は閉まっている。タンザニアから越境してくる人は皆無だし、その逆もしかり。だから恐怖は感じない。ケニアは、とても安全だ。

でもタンザニアの対応は……正直、う〜む……。

もちろん神に祈るのも大切なことだ。オレだって祈っている。しかし、対策すべきときはしっかり対策したほうが良いかと思う。楽観視してはイカンと思う。タンザニアがアメリカのようにならないことを祈るばかりだ。では、引き続き気をつけて。オレセリ!

参考リンク:AFPBBC NEWS Japan
Report:ルカ(マサイ族)
超訳:GO羽鳥
Photo:RocketNews24.

« 前の話へ | 第1回から読む


Source: ロケットニュース24