1時間以上も並んで買った『高級チョコ』は本当に美味いのか? 編集部で「1枚約200円の板チョコ」と食べ比べた結果が衝撃だった / 行列検証:第4回

行列に並ぶことは1つのギャンブルと言える。初めての店であれば、特にそうだろう。数時間並んでも、実物を見たら「たいしたこと無い」となるかもしれない。だけど、「こんなに凄い物がこの世にあったのか! 並んでよかった!!」となるかもしれない。どちらに転ぶかは、試してみないと分からない。だったら……

行列に並びまくって確かめてみよう! というのが本企画『行列検証』である。第4回目となる今回は、イタリアの高級チョコ&ジェラートブランド「Venchi」の行列に並んできたぞ。

本サイトをよくご覧になっている方はすでにお気づきかもしれないが、この記事は先日公開した記事「イタリアのチョコレートを絶賛するヤツは本当に “味の違い” を分かっているのか?」の続きである。前回は私だけが挑戦したことを覚えている人もいるだろうが、今回は編集部で食べ比べた結果をお届けしたい。

前回の内容ともやや被って申し訳ないが、食べ比べるモノを紹介しておく。まずはイタリア発の高級チョコブランド「Venchi」の板チョコ。お店のスタッフによると、板チョコの中で1番人気の「エクアドル オーガニック」で、お値段はなんと1枚で税込1728円(70g)

ちなみに、「Venchi」の日本1号店はオープンして数日しか経っていないこともあってか、私は購入するために1時間以上行列に並ぶ羽目になった。

対するは、明治の「ザ・チョコレート」。こちらは『おかしのまちおか』で購入し、60gで税込236円(販売価格)であった。カカオ含有率こそVenchiで買った板チョコと同じ(70%)だが、グラム当たりの価格は1 / 6ほど。圧倒的に安い。なお、買うまでに要した時間は数十秒である。

当然ながら、入手難易度で言えば明治のチョコレートの方が断然ラク。イタリアのVenchi は高い上に、購入にかなり手こずったけれど、そのぶん味は……きっと……みんなが……美味しい……と言う……はず!

・ブラインドテストで食べ比べ

そのあたりを確かめるため、当サイトの編集部員に2つのチョコを渡し、試食してもらった後に「どちらが美味しい?」と質問してみた。試食の際、ブランド名は伏せているので、どちらが高級チョコ(Venchi)でどちらが明治かは分からない。純粋に味だけでどっちが上かを決めてもらったぞ。

その結果が、以下の通りだ。

P.K.サンジュン → 明治チョコの方が美味い

「圧倒的にこっち(明治)。もう全然違う。別ものくらい違う。絶対こっち。もう1個食っていいっすか。……あれ(笑)? でもこっち(明治)」

あひるねこ → Venchiチョコの方が美味い

「こっち(Venchi)の方が好きかな。まあ、そんなにチョコレート自体好きじゃないですけど。うーん、正直違いはよくわかんないですね。でもこっち(Venchi)の方が高そうな気がする」

佐藤英典 → Venchiチョコの方が美味い

「何となくだけど、こっち(Venchi)の方が美味いと思う。ただ、食べやすいのはこっち(明治)。こっち(明治)の方には砂糖が余分に入っている気がする。好きなのはこっち(Venchi)」

原田たかし→ 明治チョコの方が美味しい

「こっち(明治)の方が、後からじんわり美味さが来るような気がするんですけど、シンプルにどっちも美味いですよね」

GO羽鳥 → 明治チョコの方が美味しい」

「こっち(明治)の方が、すごいヤツでしょう? こっち(明治)の方が美味い。こっち(Venchi)だってめちゃめちゃ好きだけど、こっち(明治)の方が、食べたときにカカオとか色々な味がバンバンバンバンって入ってくる」

御花畑マリコ → Venchiチョコの方が美味い

「こっち(Venchi)で。こっち(Venchi)の方が味がまろやかな感じがします。香りの立ち方だとこっち(明治)の方がいいけど、美味しいのはこっち(Venchi)。食べやすいです、こっち(Venchi)の方が」

田代大一朗 → 明治チョコの方が美味しい

「こっち(明治)の方が、日本にない香りだったし、強かった気がする。でも後味は結構似ている。でも最初の “入り” の味が、こっち(明治)の方が美味しかった気がします」

Yoshio → 明治チョコの方がうまい

「こっち(明治)ですね。苦味が少なめで、食べやすいってこの好みなので。こっち(Venchi)は苦くて大人の味がするから、たぶんこっち(Venchi)の方が高いんじゃないかって感じはしますけどね」

──というわけで、結果をまとめると……

なんと……!

なんと……!!

■Venchiの方が美味しいと答えた人 → 3人

■明治の方が美味しいと答えた人 → 5人

圧倒的な価格差をはねのけ、明治が5対3でVenchiに勝ってしまったのである。

この事態をなんと説明すればいいのだろうか。もちろん、明治のチョコレートのクオリティが高かったがゆえの結果。だが、私を含め我々ロケット編集部の舌が高級チョコに慣れていなかったことは十分に考えられる。また、もともと味の差の出にくいチョコだったのかもしれない。様々な要因が考えられるが、とにかく結果は結果。

前回の記事を読んでいただいた人にとっては、私がこれ以上語っても言い訳にしか聞こえないだろうけれど……ここは明治を讃えて本記事を終わりにしたい。明治さん、参りました!

参考リンク:Venchi、明治「ザ・チョコレート」
Report:和才雄一郎
Photo:RocketNews24.

★こちらもどうぞ → シリーズ「行列検証


Source: ロケットニュース24

【恥をさらす】イタリアのチョコレートを絶賛するヤツは本当に “味の違い” を分かっているのか?「日本のチョコ」と一緒に食べ比べる動画を撮影したら…

人間、誰しも間違いを犯すことがある。だが一方で、“間違えてはいけない時” も確実にある。たとえば、「イタリアのチョコレートを絶賛するイタリアかぶれ」にとって、イタリアのチョコレートと日本のチョコレートを間違えるようなミスは絶対にやってはならない。にもかかわらず……。

お察しの方も多いだろうが、起きてはいけないミスが起きてしまったのである。その時の一部始終を動画に収めているので、本人の言い訳コメントと併せて紹介したい。

・イタリアのチョコレートを絶賛するヤツとは?

そして、これまたお察しの方もいるだろうが、タイトルにある「イタリアのチョコレートを絶賛するヤツ」とは私のことである。

本サイトをよくご覧になっている読者の方の中には、覚えている人だっているかもしれない。私が以前にイタリアのチョコレート&ジェラートメーカーの『Venchi(ヴェンキ)』を称賛しまくっていたことを。

振り返りたくもないのだが、過去の記事「もうすぐ日本上陸! イタリア旅行中に毎日通った『激ウマのジェラート店』が恋しすぎて調べたら…衝撃の事実発覚で震えた」には、私がイタリア旅行中に通った『Venchi』への愛が、痛いほどに綴られている。

ここで記載するのは耐えられないので、気になる人はその記事をご確認いただきたい。

・『Venchi』が日本に上陸

さて、その『Venchi』が2019年12月12日、東京・銀座に日本1号店をオープンさせたので数日後に私は現地へ行ってみた。すると……

とんでもない行列!

──だったのだが、私は待つことを即決断。私のVenchi愛は、列に並ぶ面倒くささにも寒さにも余裕で打ち勝った。そして並ぶことなんと1時間強! 恋い焦がれていたVenchi チョコをようやくゲットしたのである。

ちなみに店舗の中は狭いものの、品揃えは充実している。それこそクリスマスプレゼントにも使えそうな箱詰めのチョコから、板チョコまで揃っているほか、ジェラートも購入可。ただし、お値段はお高く、板チョコ1枚で1700円、ジェラート2スクープで700円の世界が広がっていた。

あくまでも私の体感だが、価格はイタリアの1.5倍(モノによってはそれ以上)はするって感じだろうか。

・違いが分かるのか?

さて、Venchiでチョコを買った帰り道、私はふと気になった。「このチョコの美味さを、果たして編集部のヤツらは分かるのか?」と。もっと言うならば、「もしかして、Venchiのチョコと日本のチョコと混ぜ、ブランドテスト的に試食させたら、中には間違えるヤツも出てくるんじゃないのか?」と。

そこで、私が買ったVenchi の板チョコと同じカカオ含有率の明治「ザ・チョコレート」を購入。メーカー名を伏せて食べ比べてもらうおうと思ったのだ。

だがその前に……! 自分が目隠しをして食べてみるのも悪くない。まぁ、私はイタリア滞在中にVenchi のチョコの美味さを知ってしまったので、他のメンバーよりも圧倒的に有利。しかも、Venchi の板チョコは70gで税込1728円なのに対して、明治は60gで税込236円(購入価格)。価格的にも勝負にならないとは思うが、一応やっておこう。

そう思い、編集部の田代大一朗に協力してもらって食べ比べたところ……先に述べた通りだ。詳しい状況は、YouTubeの動画「【検証】イタリアのチョコレートを絶賛するヤツは本当に“味の違い” を分かっているのか?「日本のチョコ」と一緒に食べ比べたら…恥ずかしい展開に」で確認してほしい。

・言い訳が

私が今言えることは、田代はとても優しいということ。間違えた私に対して、「なんか、似てますよね」と言葉をかけてくれている。その田代が投げてくれた救命浮き輪に、私は必死で飛びついた。そして……

「似てた。わかんねぇこれ」

今までの絶賛っぷりを考えたら、ダサすぎる発言をしてしまったことは認めざるを得ない。

・編集部の食べ比べは後日

上のような結果になった以上、「編集部での食べ比べは中止ぃぃぃいいいいいい!」という言葉が私の喉から出かかっていたものの、わずかなプライドがそれを何とか押さえ込んだ。つまり、編集部の食べ比べはその後に何とか実施したので、後日紹介する予定だ。そちらもまた思わぬ結果になったのだが……。

まぁ、私がショックから回復するまで、しばし待って欲しい。

参考リンク:Venchi(公式)
Report:和才雄一郎
Photo:RocketNews24.


Source: ロケットニュース24

【混乱】もうすぐ日本上陸! イタリア旅行中に毎日通った「激ウマのジェラート店」が恋しすぎて調べたら…衝撃の事実発覚で震えた / 創業約140年の『Venchi』

その店の名前は「Venchi」という。ご存知だろうか? もし知っているなら……のっけから申し訳ないのだが、以下は「Venchi」をまったく知らない人向けに書いている点をご了承いただきたい。というか、色々な意味で、最初に謝りたい

前置きはこれくらいにして、本題に行こう。「Venchi」はジェラートやチョコレートを扱っているお店で、創業は1878年。本店はイタリアのトリノにあり、今やイタリアのどこに行っても店舗がある……と言えるのではないか。

少なくとも私は、イタリア旅行中に「Venchi」の文字をしょっちゅう目にした。そして、見つけるたびに食べまくった。おそらく、「いち日いちVenchi」 はしていたと思う。なんなら、イタリア旅行中にもっとも食べたのは、Venchi のジェラートと言っても過言ではない。

・Venchi ジャンキーまでの道のり

冷静に考えれば、イタリアにジェラテリアはめちゃくちゃいっぱいあるので、Venchi のジェラートだけが格別美味しいわけではない。恐らく、探せば他にもっと美味しい店はあるだろうし、何よりもっとコスパの良い店は多いはずだ。

というのも価格的なことを言えば、Venchi は他のジェラテリアよりちょっとお高め。ジェラートだけの注文でも、4ユーロ(約500円)くらいは飛んでいく。だから、初めてローマのVenchi でジェラートを注文したときは、正直「次はもっと安い店を探そう」と思ったのだが、一口食べると……

濃厚でありながら、上品な甘さが好みにドンピシャ。そこからは、行く先々でVenchi、Venchi、Venchi……。気がつけば、“ヴェンチ発見” と同時に、体が勝手に店舗へ向かう状態になってしまったのだ。

旅の終盤にはVenchi ジャンキーと呼んでも差し支えない状態だったので、お土産には当然Venchi の板チョコ。それをスーツケースに詰められるだけ詰め、日本に帰ってきたのは言うまでもない。なお、お土産とはいっても7割以上が自分用だ。

・帰国後

それから、私はVenchi のチョコを毎日キメながらイタリアの思い出に浸る日々。しかし……だ。大量に買ったチョコも、次第にストックが少なくなってくる。それにしたがって、「ヴェンチのチョコを思う存分キメたい」という欲が巨大化してしまうのは辛かった。

この状況に耐え切れなくなった私は、日本のどこかでVenchi のチョコが手に入らないかとググってみることに。すると……うれしいニュースを発見した。

時事通信によれば、2019年12月12日に、Venchi の日本1号店が銀座にオープンするというのだ。その店舗では、ジェラートのほか43種類のチョコレートを量り売り形式で購入できるとのこと。

……

……

……

来たーーーーーー!

記事を読みながら、私は1人、部屋の中で腕を突き上げた。さらに調べると、現時点でも一部のデパートなどではVenchi のチョコレートを購入可能らしい。ただ、先述のように店舗としては1号店が12月12日にオープン予定。そして、すでにVenchi の日本用公式SNSアカウントまで作られていることが判明。

準備万端じゃないか! オープンしたら絶対に行くよ! そう思って、Venchi のSNSアカウントを見たところ……

・衝撃の事実発覚

プロフィール欄を見て、私は思わずフリーズしてしまった。なぜなら、私が今まで「ヴェンチ」だと思い込んでいた店名(Venchi)が、実は……

「ヴェンキ」だったのだ。

“チ” と “キ” だけの違いではあるが、この差があまりにも大きいことは多くの日本人が同意してくれるだろう。“ベ” ではなく “ヴェ” なことが救いではあるものの……ギリギリすぎる。これ以上言うと色々な方面にアレなので言及を避けるが、とにかく正しくは「ヴェンキ」。

よって、私が先述した「“ヴェンチ発見” と同時に〜」という文は誤りであり、正確には、

「“ヴェンキ発見” と同時に、体が勝手に店舗に向かう状態になってしまう」

──である。また、先に書いた「ヴェンチのチョコを思う存分キメたい」も誤りだ。正確には、

「ヴェンキのチョコを思う存分キメたい」

──となる。みささんも、うっかり間違えないように注意してくれ。

参照元:時事通信、Twitter @VenchiJP、Instagram @venchi_jp
Report:和才雄一郎
Photo:RocketNews24.


Source: ロケットニュース24